大人と子どもが一緒に楽しめる、
忘れていたことを思い出させてくれる映画
ざっくりあらすじ

マニュアル通りに行動する、真面目・平凡の代名詞のような〈エメット〉が主人公。ひょんな出来事から、特別な能力を持つ世界を救う人物だと勘違いをされてしまう。様々な仲間と、世界を脅かす〈おしごと大王〉を倒すために奮闘していく中で、エメットは成長していく。
全編レゴブロックのアニメ映画。
フル3DCGなのに、ストップモーション・アニメ風に作成しているため、まるでLEGOブロックがそのまま動いているかのように感じられる映像は、子供も大人も胸躍らせてしまう。
しかも、LEGOについている細かなキズも絶妙に再現されていて、とってもリアル!
それでは声の出演をご紹介。
主人公エメットは〈クリス・プラット〉(吹替:森川智久)
ジュラシック・ワールド、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーでは主演をつとめています。今では結構有名になった彼ですが、もともとはセールスマン。さらにホームレス経験もあるという中々の波乱万丈な人生を送っているようです。
ワイルド・ガールは〈エリザベス・バンクス〉(吹替:沢城みゆき)
スパイダーマン、スパイダーマン2でベティ・ブラント役を演じています。
などなど……。モーガン・フリーマンなども声を当てているキャラクターがいます。
感想(ネタバレなし)

正直、めちゃくちゃ面白いです!
子どもも、大人も、子どもがいる大人も、みんなに観て欲しいエンターテイメント映画!
子どもも大人も楽しめる
単純にわかりやすいストーリー・わかりやすい敵キャラにより、物語へすんなり入り込めるため、お子さんが鑑賞するのにも最適。
何より、LEGOブロックが動いてる!というワクワク感はハンパない。
こればっかりは実際に観てもらわないと!
大人の私たちも同様で、まるでストップモーション・アニメのようにコミカルに動き、LEGOならではの独特の表現(液体もブロックとか笑)に感心してしまうはず。
ギャグが笑えるのもLEGOムービーの特徴です。寒いギャグに失笑、ではなく、純粋に面白い。大人も笑えるギャグアニメって珍しいのではないでしょうか?
大人が童心に返ることができ、子どもと一緒の目線で映画を楽しめる。そんな映画です。
DCコミックキャラが登場!
実はこの映画、DCコミックのキャラクターが多数登場します。
LEGOバッドマンでおなじみの〈バッドマン〉をはじめ、ワンダーウーマンも……!
その他大勢、様々なキャラクターが登場するので、それを見つけてみるのも楽しいかも。
本作よりも、LEGOバッドマンのほうがキャラクター数は多いですが…。
ラストにまさかの展開
騙されたと思って最後まで観て欲しいです。
これ以上はネタバレになるのでなんにも言えません笑
それと、字幕版と吹き替え版だと、声の印象が結構違います。
吹き替えの方が、日本のギャグに合わせて意訳している箇所が多いです。
感想(ネタバレなし)
笑いと感動のバランスが非常に上手くとれていて、「子どもも大人も楽しめる映画」の代名詞ともいえる本作。
LEGOの世界観にどっぷりと浸れるうえに、散りばめられた伏線をきれ〜に回収していく感動のラストに泣いてしまいました……。
〈子供向けおもちゃ・LEGO〉の世界が舞台のアニメ映画なんて、自らすすんで観ることはなかなか無いですよね。
だってどう考えたって、わかりやすく綺麗な起承転結と、わかりやすい熱い展開があって、子どもがキャラクターを応援しちゃうような映画にしかみえないですし。
確かに、熱い展開もあれば、起承転結もしっかりしているストーリーなのは間違いありません。
でも、小ネタ・ギャグ・LEGOの世界独特の表現・ラストの展開は、まったく予想できないものばかり。
一瞬五本の指に入る映画、というのが最高の褒め言葉な気が。笑
もう、騙されたと思って観て欲しいです。
いいから!観て!って言いながら、あなたを椅子に縛り付けて無理やり鑑賞させたい。
絶対に、「めっちゃ面白いんだけど。観てよかったんだけど。泣いた」ってなるから。
実際に私がそうでした。
Netflixにあったので、深夜に適当に観ていたら、開始10分ほどで「これは面白い」となり、後日きちんと鑑賞。
そしてラストの展開に号泣。
どう考えたって号泣どころが無さそう……って思いますよね。大人だったら確実に泣くんじゃないでしょうか。この内容は。
忘れていた幼少期を思い出させてくれて、「もう一回好きなことがしたい」と思わせてくれる素敵な映画でした。
ただのギャクアニメ映画と侮っていたら痛い目みますよ〜!
ぜひチェックしていただいて、同じように周囲の人に勧めてみてください!